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  • 12/15(zoom)「ぱい」はないけど「愛」はある【主催:中村文昭×香葉村真由美】

    「パイ」はないけど「愛」はある

    ~命を削る時間が教えてくれた…大切なことはすぐ傍にあるということ~

    寺田夫妻 オンライン特別講演会 

     

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    心あたりありませんか?こんな課題が目の前にありませんか?

    いつか訪れるその日の前に、自身を見つめなおす。

    ・本当の「支え合い」とは何か

     愛する人を支える側・支えられる側、それぞれの立場の“心の揺れ”を通して、

     「寄り添うとは何か」を深く理解できる。

    ・あり方を生きる力に変える方法

     苦しみや試練の中でも、“どう在るか”を選ぶことで人生が変わる。人は、困難な時に本質が現れる。

    ・“命”の重みと“生きる”という選択の尊さ

     死と向き合う時間の中で見つけた、“生きる”という希望。

     「生かされていること」の奇跡に気づく時間になる。

    ・家族・パートナーシップの本当の形

     性別や立場を超えて、「家族とは何か」「愛とは何か」を考え直すきっかけに。

     “絆”という言葉の真の意味を体感できる。

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    「とりたくて、とりたくて──」
    胸の手術を決意したのは、夫・寺田智輝。
    もと女性、現在男性。
    “自分として生きる”ために、胸を取る覚悟をした。

    一方その隣で、
    「とりたくない、とりたくない──」
    そう言いながらも、ガンのために胸の手術を受けたのは、妻・寺田沙弥子。
    “生きるために選ばざるを得なかった”手術だった。

    2024年、二人は入籍。
    東京から伊勢へと移り住み、新しい生活をスタート。
    けれど、その穏やかな時間の中で、試練が訪れる。

    引っ越しがようやく落ち着いた頃、
    沙弥子さんに「乳がん(ステージ2)」が発覚。

    恐怖と絶望、そして“生きたい”という希望。

    沙弥子さんは、母をがんで亡くしている。
    抗がん剤で弱っていく母の姿を、ずっとそばで見てきた。
    だから、抗がん剤治療の話が出たとき──
    「絶対に嫌だ」と、かたくなに拒否した。

    けれど、日を重ねるうちに、心の奥からこみあげてきた想いがあった。

    「まだ、生きたい。」
    「もう少し、この家族で過ごしたい。」

    その“生きたい”という小さな光が、
    彼女の中の恐怖を少しずつ溶かしていった。

    抗がん剤治療が始まる前。
    夫・智輝さんは静かに言った。

    「僕が先頭をいく。」

    そう言って、自らバリカンを手に取り、
    先に坊主にした。

    “あなたは一人じゃない。”
    その姿を見た瞬間、沙弥子さんの覚悟が定まった。

    そして、手術前、今までともにすごした左胸との最期の1枚。

    弱さ、強さ、恐怖、喜び…ありのままの自分を受け止めた。病気と一緒に受け止めた。

    笑顔で手術室に向かうその背中には、
    恐怖ではなく、誇りと愛があった。

    発覚、治療、手術、リハビリ──
    全てが順調だった、なんてことはない。

    苛立ち、涙、すれ違い。
    思うようにいかない現実の中で、
    お互いの優しささえ見えなくなることもあった。

    それでも、最後に残ったのは──
    家族を想う気持ち、
    そして未来を信じる力。

    誰かを支えることで、自分もまた支えられていた。
    そのことに気づいたとき、ふたりは“家族”という言葉の本当の意味を知った。

     

    大切なことは、すぐそばにあった。

    怒り、涙、後悔、祈り──
    それでも最後に残ったのは、「愛」だった。

    “命を削る”時間の中で見つけた、
    “生きる”という希望。

    失ったものは確かに大きかった。
    けれど、それ以上に得たもののほうが、ずっと大きかった。

     

    【主催者より】

    初の共同主催。当日は、2人で司会、学びの共有や私たち自身が感じた感想・学びなどを皆様にお伝えしながら、講演会を学び深き時間にさせて頂きます。

    写真(右)中村文昭(有限会社クロフネカンパニー 代表)
    スタッフとして、父として、男として──。
    治療に向かう妻を、家庭を支え続けた智輝の姿を見てきた。
    その姿勢、その時の感情。
    目の前で見てきたからこそ伝えたいことがある。
    自分たちだけの物語にせず、
    「今、そんな時」「いつか、そんな時」に誰かの支えになるように。
    この講演を企画しました。

    写真(左)香葉村真由美(あり方の教室 主宰)
    智輝とは、毎月インスタライブを通して「あり方」を語り合う仲。
    沙弥子は、あり方の教室の受講生として、この一年を共に歩んできました。
    苦難を共にし、喜びを分かち合う姿を間近で見てきて、
    “愛の形”とは何か、“生きる力”とは何かを改めて感じました。

    【日程】

    2025/12/15 Mon 19:30-

    オンライン(zoom)

    申込者には、2-3日前にzoomIDをお送りさせて頂きます。

    ※アーカイブ有、講演後3日前後でアーカイブをお送りいたします。

    【参加費】

    ¥3500(税込)

     

     

     

     

     

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     香葉村真由美公式サイト
     お問い合わせ: 有限会社クロフネカンパニー (担当:中西)
     TEL:080-1583-1343 / 受付:9:00 ~ 18:00
     mail:kurofune_nakanishi@yahoo.co.jp
     URL: https://www.kabamuramayumi.com/
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